目次
こんにちは。今日は、iHerbユーザーの方なら何度か目にしたことがあるかもしれません、ちょいちょい見かけるあの文言についてお話ししたいと思います。
カリフォルニア州なんちゃらの「警告」が怖い。
先日、いつものようにiHerbで食品を購入しようとしていたところ、こんな一文が…。
警告
本製品には、カリフォルニア州では先天異常や生殖障害の原因となることが知られている化学物質が含まれています。
実は今までも度々目にしてはいたのですが、まあ通常の使用なら大丈夫だろうと自分に言い聞かせ、あまり気にしないで購入していました。とはいえちょっと気になりますよね。
何なのでしょうコレ。
sponsored link
カリフォルニア州の州法
この文章は、「カリフォルニア州のプロポジション65」に法って記載されたものだそうで…
何じゃそりゃ??
アメリカには、政府が定める法律とはまた別に、州ごとに「州法」という法律があります。日本に住む私たちにはいまいちピンときませんが、例えば州によって運転免許を取れる年齢が違ったり、薬物取り締まりや就労、結婚などについての定めも違います。そのため、アメリカの法である「連邦法」と、それぞれの持つ「州法」で違いがあったりして色々大変らしい…そりゃそうでしょうな。
そうなると当然、「連邦法」よりも「州法」の方が厳しい規制を設けているケースもあるわけで、今回の警告も、それによるものなのです。
カリフォルニアでは警告の表示が必要。
先述の「カリフォルニア州法プロポジション65 」という法は、その食品に発ガン性などのある物質が含まれる場合は州内で販売される商品の容器に警告を記載することを義務付けています。
カリフォルニア州はアメリカの中でもメインの経済規模ですから無視できません。というわけで、カリフォルニア州に流通する商品(=アメリカで販売される商品はほぼ全てでしょう)がその対象になりました。
2017年末まで猶予移行期間でしたが、2018年から徹底されることになったそう。だから最近になって、iHerbでもこの文言が多く見られるようになったんですね。
sponsored link
大げさ!?スタバやセブンイレブンも…
しかしながら、カリフォルニアでは現在、もはやありとあらゆる商品にこの警告が記載されるという事態になっているようです。
例えば指定物質の一つに「アクリルアミド」という物質がありますが、これは何かというと…
炭水化物を多く含む食品を高温( 120 ℃以上)で加熱調理することにより、食品中のアミノ酸の一種であるアスパラギンがブドウ糖、果糖などの還元糖と反応してアクリルアミドに変化する。
え??そんなんじゃ揚げ物や焼き菓子は完全にNGでは…?と思ったら、やはりフライドポテト、ポテトチップス、クッキーやパンなどにも含まれているそう…。
しかし、
アメリカがん協会は、過去の研究をもとに、「アクリルアミドが人間の発がんリスクに影響を与えるかどうかは明らかではない」と結論づけている。また、アメリカ国立衛生研究所が発表した2014年の報告は、「調理された食品から摂取されたアクリルアミドの発がん性は不明」というもので、今後の研究が求められるとしている。
そして、
げっ歯類に「人間が食品から摂取する可能性のある1000倍から1万倍の量のアクリルアミド」を与えたところ、発がんリスクが上昇したというものだという。
とのこと。んん〜ちょっと現実的じゃないのでは??引用はこちらの記事から。→ カリフォルニア州がスタバやウォールマートなどのコーヒーに「発がんリスク」表示を義務付ける謎
このリンク、とてもわかりやすいので是非見てみてください。そしてそこにあるように、スタバ、セブンイレブン、シアトル・コーヒー、ターゲット、ウォルマート、トレーダー・ジョーズなど、たくさんの企業がこの警告に反発し、受け入れた者、反発した者、様々な結末を迎えています。
もちろん身を守ることも大切。
しかしながら、大量でなければ大丈夫と言われても、確かに確実に安全性が保証されていないものを食すのは気になることもあります。特に妊娠や授乳中であったり、闘病中であったりしたらなおのこと。また不安がストレスになるのも良くありません。
気になる場合は避けるべきでしょうし、親切な表示ではありますね。
私個人としては、例えば無添加だけどこの警告が記載されたナチュラルなコーヒーと、香料や人工甘味料などの添加物が入ったドリンクならば圧倒的に前者でしょう、と思います。
ちなみに今回買おうとしていた商品はSunfoodのオーガニックアサイーマキボウル ミックスだったのですが、原材料はアサイー、マキベリー、ブルーベリーなどのフルーツだけなのです。そうなると何が原因なのかもう全くわかりません!ちなみに、引用リンクの記事にもありますが、ココナッツオイルやアロエも警告の対象なのだそうです。
なので、気にするのは止めました。どんな食べ物や栄養でも、食べ過ぎや偏りすぎは良くないのは当然ですしね!
警告よりも、実際に含まれているモノをしっかりチェックして、お買い物を楽しんでいこうと思います。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました! iHerbで今すぐ使える割引コード&セール情報のページも随時更新中です! またiHerbサイト内レビューもたくさん書いているので、ぜひご覧ください。